本日は熊本県合志市のS様邸の太陽光発電工事。
いつもの通り、足場を仮設して安全作業で行います。
さて、今日の話題は太陽光発電のハト被害対策についてです。
太陽光発電を設置すると、屋根と太陽光発電パネルの間に
ハトが巣をつくったりする場合があります。
S様邸の近所では太陽光発電を設置しているご家庭が多数あるのですが、
ハト被害が多く、ほとんどの家があとからネットを張るなどの対策を
行っているとのこと。
「どうせなら、最初からハト被害対策をとってほしい」という
お客様からの事前のご要望がありました。
さっそく近所のハト被害対策の現状を見にいったのですが、
どこもネットを張っていて、しかもその色が黒なら目立たないのですが、
グレーや緑色でなんとも格好悪い。
なんとか美観を損なわない対策をしたいと事前にいろいろ調べました。
建築仲間に聞いたりインターネットでもいろいろ調べたうえで
今回お願いしたのはアクト環境の鷹野さん。
アクト環境 鷹野さんのホームページ
鷹野さんの本業はハウスクリーニングです。
「それがなぜハト被害対策?」
実は、ハトの糞のクリーニングの依頼が多く、
いろいろ調べてハト被害対策を始めたそうです。
太陽光発電の対策も既に実績があるとのことでしたので、
今回お願いすることに。
鷹野さんの対策は2つの方法。
まずは薬剤での対策。薬剤のカタログ(製造元プロテクト株式会社)
ペースト状の薬剤です。
鳥がきらうニオイなどにより
ハト・カラス・コウモリその他の鳥類に効果抜群だそうです。
実際にニオイを嗅いでみましたが、
ハッカのようなニオイで私にはイヤなニオイではありませんでした。
もうひとつの対策は屋根と太陽光発電パネルのすきまを埋めること。
鷹野さんは大日本プラスチックスのネトロン枯葉防止雨樋用を使っていました。
これは本来雨樋に枯葉がたまらないように使用する材料です。
円形の材料(樹脂製)。
もともと雨樋用なので雨ざらし、日ざらしの状態でも対候性が良いことと、
色が黒で目立たないことがこの材料を使用している理由だそうです。
この材料を加工して、屋根とパネルのすきまを埋めました。
架台にステンレスの針金で固定しました。
色が黒なので美観を損ないません。
近所でネットを張っている家の太陽光発電パネルには、
パネルの下には入れないものの、
ハトがパネルの棟方向上部にとまっていました。
S様邸ではすきま対策だけでなく薬剤対策を併用しましたので、
大丈夫だと確信しています。
お客様のお役に立てるように、今回のハト被害対策のように
何事にもこだわっていきたいと考えています。
アクト環境 鷹野さんのホームページ
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